2011-01-26

人生について考えた:体感時間と人生の折り返し地点

 小学生時代に友達と,二十歳になったら集まろうぜって約束をしていたことを思い出した。
 連絡先知らないし,多分みんな覚えてないだろうけど。


 という内容が1年前のブログ下書きとして残っていました。

 先日(・・・数ヶ月前),私も無事二十歳になりました。あっという間なような,そうでもないような。

 さて,体感時間について19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが発案した法則,「ジャネーの法則」があります。どことなくカッコよく思えますが言ってることは単純です。

 体感時間は年齢の逆数。たとえば5歳の子供にとっての一年は人生の1/5であり、50歳にとっての一年は人生の1/50に相当する、と。したがって、50歳の人間にとっての10年間は5歳にとっての1年であり、逆もまたしかりです。
 理数系的発想の持ち主でなくても、一度は考えたことのある内容のはずです。

 ちょっと見てみましょう。

 y=1/x
として
 ∫y=log x
・・・と思いましたが,0歳で発散してしまうので,あらためて
 y=1/(x+1)
としましょう。数え年モデル?


 じゃじゃーん。
 数え年1歳の1年間が1[体感年]なら,20歳の1年間は0.048[体感年]です。2歳の時は0.5[体感年/year]だったのが,30歳で0.0323[体感年/year],40歳で0.024[体感年/year],50歳で0.020[体感年/year],80歳だと0.012[体感年/year]ですね。

 さらに言えば,比で考えられるので,ピチピチ青春15歳に比べて,20歳は0.761≒3/4の価値であり,30歳では約半分,60歳でおおよそ1/4の価値まで落ち込みます。(すべて数え年)

 高専5年生(20歳)が留年(卒業持ち越し)になった場合,去年より5%ほど一年が早く感じますね。


 2010年版日本の統計 第2章 表21「日本人の平均寿命」によると,平成20年の日本人平均寿命は,男性79.29歳,女性86.05歳。(※女性は6歳年上の男性と結婚しよう!)
 体感年の平均は,平均寿命を80歳として0.062,86歳として0.057となり,男性15~16歳,女性が16~17歳です。体感年の折り返し地点はこのあたりですね。


 絶望する準備はできましたか?

さらに積分して,
 ∫y=log (x+1)
となります。
 僕が男性なので、死ぬのは80歳とます。つまるところ、logの底を80+1にします。


 はい、でました。
 消化率からすると人生の折り返し地点は8歳です!
 20歳のあなたは人生の7割をもう終えています!
 30歳で78%、40歳で84%、60歳で93%は終わりました! ちなみに定年を65歳とすると,第二の人生は5%未満ですね。35歳で脱サラ? あと19%ですよ。


 それでは僕は,明日の卒研最終発表のスライド作りに戻ります。
 Have a Nice Life!


 追記:書いてからGoogle先生にお伺いを立ててみたら,似たようなエントリが幾つかありました。検索すると更に絶望できるかも。

3 件のコメント:

Reiko さんのコメント...

はじめまして。
楽しく読ませていただきました。
酸素浪費中って、おもしろい表現ですね。
普通の人も、大統領も、犯罪者も、
そんなこと全く関係なく、
誰もが酸素を必要としている事実。

20歳で人生の7割消化ですか…。
悲しいけれど、確かに真実かもしれませんね。
若いときに、もっといろんなことをしておけばよかったって、
いつも思うから。

わたはり さんのコメント...

>Reikoさん
ありがとうございます。
お褒めいただき嬉しいです。

匿名 さんのコメント...

おもしろいですね。

しかし人生の折り返し地点は平均寿命から考えない方が良いかもしれません。

そもそも平均寿命といわれる物と、私の寿命には関係がありませんから。
(今日対向車のダンプに潰されるかもしれませんし)

私の親父も老後には何をすると、やりたい事を先延ばしにしていましたが、年金も受給する前に亡くなりました。

人生の折り返し地点は、死んでから判るものだと思います。